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印南敦史の「毎日書評」

「新しい時代」だからこそ、仕事を楽しみながら成功させる2つのヒント

author 印南敦史
「新しい時代」だからこそ、仕事を楽しみながら成功させる2つのヒント
Photo: 印南敦史

いま、世界は大きく動いています。仕事や生活のルールが変わり、わたしたちも変化しなければいけなくなりました。

この本では、「新しい時代」を力強く生き抜いていくために必要な考え方を紹介します。また、具体的にどう行動すればいいのかについてもお伝えしていきます。(「はじめに 新しい時代を生き抜くために」より)

「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』(本田 健 著、プレジデント社)の著者は、本書を執筆した理由についてこのように記しています。

猛威を奮い続ける新型コロナウイルスによって、社会のあらゆるところにネガティブな影響が現れ続けています。そんななか、私たちに求められているのは「これから、なにを大切にして、どのように生きていけばいいのだろうか?」という問いに対する答えであるはず。

そこで著者は本書において、「これまで多くのメンターに学び、自身でも実践してきた『うまくいく』考え方」を明らかにしているわけです。

しかも、「運」「仕事」「お金」「人間関係」「夢や目標」というテーマごとに持論が展開されているため、現在の自分に必要な箇所から読み進めることができるはず。

きょうはそのなかから、仕事について書かれた第2章「仕事で成功する法則 全13語録」に焦点を当ててみたいと思います。

仕事における逆境の乗り越え方、転職の見つけ方など、“心から楽しみながら働くためのヒント”を、幅広い視点で紹介しているのだそうです。

チャンスをつかむ準備をする

仕事で成功するためには、なにより「チャンスをつかむ」ことが重要。チャンスさえつかめれば、あとは流れに従って一生懸命にやっていればおのずと結果がついてくるということです。

とはいえ現実的に、「チャンスを自分のものにする準備」ができていない人が多いのも事実。だとすれば、運よくチャンスが巡ってきたとしても、そこから取り組んだのでは手遅れになってしまうことになります。

なぜならチャンスは、自分自身をいまの次元(レベル)からステップアップさせてくれるものだから。そのため、チャンスをつかむ準備をすることが必要だというわけです。

たとえば、上司になにかを頼まれたとき、もう先回りしてやっていて、笑顔で「それは終わっています」といえるかどうかです。

そうやって段取りよくアンテナを張りめぐらせている人は、確実にチャンスを掴めるでしょう。(65ページより)

しかし、頼まれごとをされてから「いつまでにやればいいですか?」「どんな方法がありますか?」などと聞く人も少なくないはず。でも、それでは先回りできる人との間に大きな差が出てしまっても当然だということです。

チャンスをつかむ準備ができていると、さまざまな方向に動けることになります。たとえば、あるプロジェクトに欠員が出たときも、代役としてすぐに動けることができるでしょう。

すなわちそれは、チャンスを確実に活かせるということ。

だからこそ、仕事で成功する人は、日ごろから準備をしているということ。そしてチャンスがきたら、「確実に飛び込む」というメンタリティーで生きている。著者はそのように主張しています。(64ページより)

小さな「ひとがんばり」を加える人が成功する

仕事で周囲と差をつけられる人は、必ず仕事に、自分なりの小さな「ひとがんばり」を加えているものだそう。

たとえば、上司から企画書の作成を頼まれた場合、たいていの人は、頼まれた内容を期日どおりに仕上げて提出するのではないでしょうか。しかし仕事で成功する人は、企画書に盛り込むアイデアの数を、他の人より増やすものだというのです。

3つアイデアを書くところを、5つ書いてみる。あるいは、期日よりも前に提出する。また、詳細な資料を添付したり、得意先に関する簡単なリサーチを事前に済ませたりする。そのような「ひとがんばり」が、成功につながるということです。

たしかに、アイデアが多いことを嫌がる上司はいないでしょう。期日前に提出すれば、フィードバックを得てより精度の高い企画書に仕上げることもできるはず。軽くリサーチがすんでいれば、企画書の説得力もより増すに違いありません。

つまり、そうした「ひとがんばり」が10倍の結果をもたらすというわけです。

世の中には、仕事にあまり熱心でない上司もいて、そんな「ひと頑張り」をスルーされる場合もあるかもしれません。

それでも、「ひと頑張り」をした経験値は、あなたのなかに確実に残ります。そのトレーニングがあるからこそ、ほかの人よりも質の高い仕事ができるようになります。 これが仕事で成功する秘訣です。(69ページより)

逆にサボっていたとしたら、いつもサボることを考える人になってしまうもの。そして、ただ普通の仕事をしているだけであれば、普通の結果しか得られない人になってしまうかもしれないということです。

だからこそ、どんなときにも、もう1回工夫してみるべきだと著者。ちょっとしたことかもしれませんが、そんな「ひとがんばり」を見てくれている人はきっといるはずだから。(68ページより)

コロナ禍で、今後もまだまだ大変な時期が続いていく可能性は充分にあります。しかし、本書の法則を実践していけば、自分だけの才能を活かし、幸せに生きていけると著者はいいます。

こんな時期だからこそ大切なのは、ピンチを力強くチャンスへと変えていく姿勢。そのために、本書を参考にしてみるのもいいかもしれません。

※本書は、「セブンネットショッピング」とセブン-イレブンで購入可能です。

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Source:プレジデント社

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