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時間の感覚がなくなってきたら、「退屈症候群」になっているかも

時間の感覚がなくなってきたら、「退屈症候群」になっているかも
Image: Shutterstock

新型コロナウイルスのパンデミックが発生してから、燃え尽き症候群(Burnout)についてずいぶん論じられてきました。

働き方が変化して(失業した人も大勢います)、それに伴う家庭での役割も変化し、さらに新型コロナウイルスの感染リスクと闘いながら生活するストレスも多いので、参ってしまうのも当然です。

しかし、「仕事が原因で感じる極度の疲労感」みたいなこと以外にも、今のあなたに影響を及ぼしているものがあるかもしれません。

もしかしたら、「退屈症候群(Boreout)」になっている可能性があります。「退屈症候群」について知っておくべきことと、その対処方法についてご紹介します。

「退屈症候群(Boreout)」とは?

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「退屈症候群(Boreout)」とはいったい何でしょうか?

これは、2007年にスイスのビジネスコンサルタントであるPeter Werder氏とPhilippe Rothlin氏が造った用語で、仕事での刺激、挑戦、タスクが欠如している状態のことです。

また、時間の流れの感覚が希薄になるのも退屈症候群の症状の1つです。

燃え尽き症候群を経験したことがあると、その対極とも言える「退屈症候群」は理想的な仕事環境のような気がするかもしれませんが、「退屈症候群」も極度の疲労感やうつ病を招くことがあります

また、パンデミックが始まって以来、「燃え尽き症候群」と同様に「退屈症候群」も増えています

「過去数か月の間に、毎日のワークライフで多くの変化を経験しているはずです」とイギリスの健康保険会社でメンタルヘルス・アドバイザーをしているFatmata Kamara氏はRed Magazineに語っています

「オフィスに通勤していた人が在宅勤務や自宅待機になったり、社員が減ったオフィスで仕事をしている人もいるでしょう。誰もがそうした変化に適応しなければならなかったので、メンタルヘルスに影響が出ても当然です。」

その流れで言うと、仕事環境もメンタルヘルスに影響を与える可能性があります。「特に同僚とのやり取りがほとんどない仕事環境が及ぼす影響は大きいかもしれません」とKamara氏は言います。

「退屈症候群」と折り合いをつける方法

上述のことに心当たりがあり、能力を十分に発揮できない仕事をしているせいで、時間の流れの感覚がなくなっているとしたら、「退屈症候群」になっている可能性があります。

幸い、症状を和らげる手立てはあるとRed Magazineは報じています。

1.上司に相談する

こうした話をするのは気まずいかもしれませんが、仕事が原因で「退屈症候群」になっているとしたら、燃え尽き症候群の場合と同じように、少なくとも上司に相談してみることをおすすめします。

仕事を増やして欲しいとか、もっと難しい仕事をさせて欲しいと頼むのではなく、状況を改善する方法についてアイデアを出し合いながら話し合いましょう

2.その日に達成できる小さな目標を設定する

1日の時間の構造を強化して、時間の感覚を取り戻すために、その日のうちに達成できる小さな目標をいくつか設定してみましょう。

このやり方で、日々のタスクを再構成すると、達成感が強くなるかもしれません。

3.長期的な目標を見直す

この機会に、一歩引いた視点でキャリアの目標を見直し、目標達成のために何をすべきか考えましょう。

もちろん、目標の達成につながる仕事に就いている幸運な人ばかりではありませんが、だからと言って自分が最終的になりたい姿を考えていけないわけではありません。

これまでの人生で最も重要な目標にしてきたことを振り返ってみるとき、考えただけでイラつきを覚える目標が混じっているなら、それを引き続き目標のリストに入れておくべきか、今こそ考え直す機会かもしれません。

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Elizabeth Yuko – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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