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給料日以外、銀行口座を見ない人へ。気づかず貧乏になる「ダチョウ効果」って?

給料日以外、銀行口座を見ない人へ。気づかず貧乏になる「ダチョウ効果」って?
Image: Kdsphotos/poxabay

銀行口座を最後にチェックしたのはいつですか?

コペンハーゲン・ビジネススクールとコロンビア大経営大学院の研究成果報告書によると、銀行口座を見たらうれしくなりそうな時に見ている人が多いことがわかりました。

残高が少ないとわかっている場合は、銀行口座なんてまったく見たくならないはずです。

それ、ダチョウ効果かも?

MarketWatch」ではこのように説明しています。

このことは、これまでの研究でわかった「ダチョウ効果」と呼ばれる経済行動の概念を裏付けるものです。

ダチョウ効果とは、投資家がよくない情報を避ける行動のことで、危険に遭遇したダチョウは頭を砂に突っ込んで見ないようにするという話が元になっています。

研究者は「人は見て楽しくなるから銀行口座にログインする」と書いています。

報告書では、給料日に銀行口座をチェックする人が非常に多いこともわかっており、多くのお金が入っていると期待される場合はそれだけ、口座をチェックする可能性も増します。

このことは様々な理由から問題ですが、一番問題なのは、これから起こりそうな経済的な問題を無視(頭を砂に突っ込んで見ないように)しても、問題が消えてなくならないことです。

むしろ、銀行口座がマイナスになったり、必要最低限の金額を下回ったりして、問題がさらに悪化する可能性があります。

「見ないふり」が及ぼす影響

しかし、他の方法で「ダチョウ効果」が影響を及ぼすことがあります。

たとえば、個人の経済・金融系ブログなどでよくある節約アイデアに、自分のお金の使い方と何を削減できるかについて、完全に自分に正直になることというのがあります。

銀行の最新の出入金明細を細かくチェックし、浪費にあたる余計な支出に注目し、それにお金を使うのをやめるようにする、というのがよくある提案です。

しかし、実際どれくらいの頻度で口座をチェックすればいいのでしょうか? なぜ私たちは避けてしまうのでしょうか? 単に知りたくないからです。

余計な支出を補うようなお金が、銀行口座に魔法のように入っていれば最高ですが、現実にはそんなことはありません。

お金がもっと欲しかったら、自分に正直になり、実際に何かを節約しなければなりません。

つまり、砂に頭を突っ込むような、銀行口座を見ないようにする習慣をやめましょう。ダチョウになっている場合ではありません。

Image: Pixabay

Source: National Bureau of Economic Research, MarketWatch

Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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