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子どもに教えたい、お金に困らない大人になる方法

子どもに教えたい、お金に困らない大人になる方法
Image: Lorelyn Medina/Shutterstock.com

こんにちは。家計再生コンサルタントの横山光昭です。

学校は夏休みに入りました。子どもにとっては、普段できないことを学んだり、体験するのもよいでしょう。学校では教えてくれないお金についても、この機会にぜひ学んでほしいと思います。

そこで今回は、子どもに教えたい、お金に困らない大人になる方法をお伝えしたいと思います。親子や家族の会話の1つとして役立てていただければと思います。

横山光昭(よこやま・みつあき)

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家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで1万人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は55万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は累計270万部となる。また、お金の悩みが相談できる店舗を展開するmirai talk株式会社の取締役共同代表も務める。

「お金に困る」ってどういうこと?

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Image: yopinco/Shutterstock.com

最初は、お金の役割についてのお話です。

お金が入ったり出たりすることで生活していることや、お金に困らないようにすることが大切であるとしっかり教えることが重要です。

たとえば、次のような会話を個々でアレンジして、子どもたちに伝えてみましょう。

「部屋の中にあるものをどのように手に入れているのか、知っていますか?」

大人はお財布の中にある現金やクレジットカードで買い物をしていますが、これは、大人が働いてもらったお金で支払っています。家にお金が無限にあるわけではありません。

大人が言う「お金に困った」というのは、働いてもらったお金だけでは払えなくなってしまうこと。つまり、お金が足りなくなることです。

私たちが生活するには、いろいろなお金が必要です。家賃や電気代、食べ物、ジュース、すべてお金を支払って、買ったり、借りたり、使ったりしています。これらを毎月のお給料や収入の中から支払って、お金が余れば「黒字」と言って貯金をすることができます。また、足りなくなると「赤字」と言って、必要なものが買えなくなることになります。

お金に困った状態の赤字が長く続くと、やがて「借金」という、お金を借りることをしなくてはいけなくなります。これは、借りたお金よりも多く返さなくてはいけない仕組みで、借り続けると、どんどんお金に困ってしまうようになります。

お金の話では、子どもにとって難しい言葉が出てきますが、日常生活の買い物などを例にしてわかりやすく伝えてみましょう。

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お金は、どのように使えばいいのか?

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Image: Lorelyn Medin/Shutterstock.com

次は、お金の使い方についてのお話です。

お金に困らないようにするためには、どうすればいいのか? 子どもがすぐに取りかかれる、おこづかいの話を例にして伝えてみましょう。

「お金はどのように使うと困らないようになるのか?」。働いてもらったお金よりも、少なく使うことであることは、わかりますよね。でも、それが少し難しいのです。

お金に困らないように使うには、何にいくらのお金を使ったのかをノートなどに書いておくことが大切です。お母さんが表に数字を書いていることがありますよね。それを家計簿と言います。

どういうものかわからなかったら、おこづかいからお金を使うたびに、ノートに書いてみましょう。書くのは、日にち、買ったもの、支払ったお金の3つだけでOKです。

書き続けて、あとで見てみると、「食べ物が多いなぁ」「マンガばかり買っている」など、自分のお金の使い方がわかってきます。そうしたら、そのなかで気になる使いすぎの部分をどうにか減らせば、おこづかいが余って、貯金ができるようになります。

お金の使い方を確認することは、大人だけでなく子どもにとっても大切なこと。入ってくるお金よりも使うお金が少なくなるように、使い方の工夫することを身につけておくことは、お金に困らない大人になる第一歩だからです。

お金は貯めなくてはいけないの?

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Image: GraphicsRF/Shutterstock.com

最後は、貯金についてのお話です。

お年玉やおこづかいを親が貯金していることが多いと思いますが、お金を貯める目的について、子どもがどこまで理解しているでしょうか。そこで、お金に困らないようにするためにも、お金を貯めておくことの大切さを伝えましょう。

「どうしてお金を貯めておくの?」

お金は、入ってくるお金より使うお金が少なければ余るので、貯めることができます。

お金を貯めると、何ができるでしょうか? いつものおこづかいでは買えないものが買えるようになります。それが一番の良いことです。

たとえば、毎月のおこづかいだけでは、ゲームのソフトを買うのは難しいかもしれません。でも、毎月のおこづかいを300円ずつ残して貯めれば、10カ月後には3000円のゲームが買えるようになります。

お金を貯める目的は、そういうことです。大人になってからも続けると、家が買えたり、車が買えたり。好きな洋服だって買えるようになります。もし、入ってくるお金が少なくても、貯金があれば、食事ができたり、欲しいものを買ったりできます。だから、お金を貯めるのは大切なことなのです。

子どもにとって、お金の価値や役割は大人のようにリアリティーがないかもしれません。ただ、おこづかい帳をつけるなど実体験をしていけば、子どもなりに理解していけるはずです。

おさらいになりますが、子どもたちに知っておいてほしいお金の使い方をまとめてみましたので参考にしてください。

  1. 自分の手元に入ってくるお金で足りるようにお金を使うこと。
  2. 何にお金を使っているか記録して、無駄に使わないこと。
  3. 余ったお金はしっかり貯めておくこと。(欲しいものが買えるように)

夏休み、おじいちゃんやおばあちゃんにおこづかいをもらったら、すぐにはじめてみるように促してみましょう。これができれば、お金に困らない大人になっていけるはずです。

貯金ゼロからでもできる、2つの財布の貯金法


Image: Lorelyn Medina 1 , 2 , yopinco , GraphicsRF/Shutterstock.com

横山光昭

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