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新生活特集ーHACK NEW LIFE

敷金や礼金は不要。シェアハウス歴4年の住民が語るシェアハウスのメリット・デメリット

敷金や礼金は不要。シェアハウス歴4年の住民が語るシェアハウスのメリット・デメリット
Image: Monkey Business Images/Shutterstock.com

敷金・礼金、家具や家電など、新生活にかかる費用。さらに、新しい土地で生活をスタートさせる心細さ。一人暮らしにはこのような不安がつきものです。しかし、シェアハウスだったら、そんな心配も不要かもしれません。

シェアハウスというと賃料が安いということをイメージしがちですが、実はそれ意外にも数多くのメリットがあります。

そう話すのはシェアハウス歴4年、ライフハッカー[日本版]編集部の大嶋さん。

これから新生活をはじめる人にこそ、シェアハウスを検討してもらいたいということで、住んでわかったシェアハウスのメリット・デメリットについて教えてもらいました。

大嶋拓人|ライフハッカー[日本版]編集部員

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1986年生まれ、愛知県出身。メーカー勤務を経て、オンラインメディアの編集者に転身。以後、ライフハッカー[日本版]にてメディア運営・コンテンツ企画制作に携わる。吉祥寺在住で、シェアハウス歴は4年。

シェアハウスとルームシェアの違い

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ルームシェアは、自分のプライベート空間がない。
Image: Elnur/Shutterstock.com

現在大嶋さんは、吉祥寺駅周辺のシェアハウス「オークハウス吉祥寺2」に住んおり、キッチンや水回りリビングだけを共有し、自分の部屋を持っています。約20人が入居しており、外国人や日本人など様々なバックグラウンドを持つ人が生活しているそうです(今回はあくまでも管理会社オークハウスの物件の話題となりますので、ほかの管理会社の場合は条件が異なる場合があります)。

このシェアハウス、ルームシェアとよく混同されがち。どちらもシェアするという概念は同じですが、シェアする範囲が異なります。シェアハウスはキッチンやリビング、水回りだけを共有しますが、個々の部屋は用意されています。一方、ルームシェアは自分の部屋も数人でシェアするため、自分のプライベート空間はありません。

「シェアハウス」と聞くと「3LDKの部屋を3人でシェアする」といったイメージを持っている人が多いですが、実際は全く違います。一軒家をシェアするイメージではなく、公民館や社員寮をシェアするイメージです。大型のシェアハウスでは、大学のキャンパスみたいなところに数百人が住んでいるケースもありますよ。

シェアハウスに住むメリット

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Photo: 大嶋拓人

「シェアハウスに住むメリットは?」と聞かれたら、多くの人が「家賃の安さ」をあげるのではないでしょうか。確かに一般的な賃貸物件よりも抑えられるようですが、実は極端に安くなるわけではないそうです。

私が住んでいるシェアハウスの家賃は、電気代や水道代込みで約8万円と吉祥寺エリアの一般的な賃貸物件とあまり変わりません。シェアハウスといっても、実は1人暮らしの賃貸物件と同等、もしくは高いところもあります。シェアハウスに住んでいる人で、家賃の安さだけが目的で入居している人は少ないと思います。

私もてっきり家賃が安いことがシェアハウスのメリットだと思っていましたが、実際は賃貸物件の2〜3割安。極端に安い物件というのはあまりないそうです。

では、シェアハウスに住むメリットはほかに何があるのでしょうか? 大嶋さんは、敷金と礼金がないことが一番のメリットだと語ります。

新しく賃貸物件を借りる場合、一般的に20〜30万円程度の敷金と礼金が必要ですが、シェアハウスは敷金や礼金が必要なく、退去するときに5万円ほどかかるクリーニング費用も必要ありません。その代わり、契約料とよばれる費用が約3万円程度かかりますが、敷金や礼金と比べれば微々たるもの。賃料は変わらずとも、初期費用を抑えることで金銭的なメリットを享受できます。

そのほか、東京では賃貸契約(1年契約や2年契約)を更新するときに契約更新料がかかるそうですが、シェアハウスの場合はこの更新料が発生しないそうです。つまり、「敷金」「礼金」「クリーニング費用」「更新料」を合わせた数十万円を節約できるということです。

退去、入居に費用がほぼかからないため、「短期間しか住む予定がない」「初期費用を払うお金がない」という人にとっては、シェアハウスは魅力的な選択肢ではないでしょうか。

さらにシェアハウスには、家具や家電が最初から揃っていることもメリットの1つだと、大嶋さんは言います。

シェアハウスにもよりますが、エアコン、ベッド、テーブル、椅子など、基本的な生活に必要なものは一通り付いています。電子レンジや冷蔵庫といった基本的な家電はもちろんありますし、普通の一人暮らしではまずあり得ない大きなキッチンや、大型の乾燥機が付いている物件もあるので、生活水準や満足度は普通の賃貸物件より高くなりますね。このように、入居のタイミングで家具・家電を買い揃える必要ないこと、一人暮らしでは買わない家電や設備が使える、ということもシェアハウスに住むメリットです。

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ベッド、カーテン、冷蔵庫、机などすべて最初から備え付けられている。
Photo: 大嶋拓人

そのほかにも、シェアハウスでは一般的に、リビングや水回りといった共用部分は管理会社が掃除をしてくれるそうです。結果、掃除するのは自室のみ。掃除が嫌いな人には朗報ではないでしょうか。

シェアハウスにはコミュニティ性がある

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Photo: 大嶋拓人

新生活をはじめたばかりのころは、ほとんど知り合いがいないもの。初めての土地に不安を抱えることもあるでしょう。しかし、シェアハウスなら引っ越した当日から知り合いができる環境が整っています。病院や交通手段など地域の情報を教えてもらったり、休日にはどこかに出かけたり、一人暮らしで感じる不安を取り除けるのがメリットです。

さらに、シェアハウスには一人暮らしにはないコミュニティ性があります。たとえば、シェアハウスでは定期的にイベントが開催されるようです。イベント好きな人がいるかどうか、イベントをオーガナイズしたい人がいるかどうかも関係するようですが、大嶋さんのシェアハウスでは月1回くらいでパーティーをしたり、時期になればバーベキューや花見をしたりもするそう。

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シェアハウスの外でも交流イベントを開催している。
Photo: 大嶋拓人

そのほかに見過ごせないのが外国人の数。大嶋さんの入居するシェアハウスでは、実は入居者の半分以上が外国人なんだとか。シェアハウス全体を見ても、外国人の入居者はかなり多いです。敷金や礼金を支払う必要がなかったり、入居審査が通りやすいことが理由とのこと。外国人が多いことで、留学するのと同じような環境に住めるのもメリットですね。

シェアハウス管理会社によってもサービスの違いがある

「敷金・礼金を抑えられる」「家具・家電を購入する必要がない」「人と自然に交流できる」といったシェアハウス独特のメリットに加え、シェアハウス管理会社が独自のサービスを展開していることもあります。大嶋さんが利用しているオークハウスは、東京で200件ほどシェアハウスを所有している東京最大手の管理会社。多くの物件を所有していることに加え、オークハウスには2つのメリットがあるそうです。

1つは、オークハウスの物件間で引越しをする場合、契約金の割引を受けられるということ。通常入居する際には、3〜5万円の契約金を支払わなければいけませんが、オークハウスの物件に引っ越すのであれば割引を受けられます。転職をした場合、ライフステージが変わった場合でも、ほぼお金をかけず引越しできます。

もう1つのメリットが、保証金を預けると金額に応じて割引を得られる新スマート会員制度。任意で保証金を支払うことで、毎月家賃の割引を受けられます。たとえば、10万円を預けておくと毎月家賃から650円が値引きされます。400万円まで預けられ、最大2万6千円の割引(年間約31万円)を受けられるという制度です。

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オークハウスの家賃割引早見表
Image: オークハウス

新スマート会員制度は、オークハウス独自の制度でほかのシェアハウスでは聞いたことがないとか。銀行の利率よりもいいため、オークハウスに預けている人も多いそうです。また申請から3〜5日程度で引き出せるため、お金が突然必要になったときでも安心です。

デメリットはプライバシーと生活音

さまざまなメリットをあげてきましたが、デメリットもあります。特に生活音については、気になることがあると言います。

物件や部屋によっても全く違いますが、シェアハウスでは騒音が気になるケースもあります。ただ、騒音のレベルは、ハウス内のどの部屋に住むか、によります。たとえば、共有スペースのすぐ隣といった部屋はどうしても騒音が聞こえやすいですが、共用スペースから離れた部屋なら、静かな部屋である可能性が高いです。

そのほかにも、プライバシーの問題が挙げられます。これも集団で生活しているメリットを享受する代わりに、どうしても避けられない問題です。

プライバシーは気になる場合もありますが、物件のサイズによります。物件自体のサイズが大きいと、プライバシーは思っているほど気にならないケースが多いと思います。一般的に、規模が大きければ大きいほど、匿名性が出てきて、プライバシーは保ちやすくなります。要するに、誰が住んでいるかわからなくなる、ということ。シェアハウスといっても普通の賃貸なので、入居者も数カ月単位で大きく入れ替わることがあります。コミュニティが常に変化するので「人間関係の気まずさ」が発生しても、意外とあっけなく解消してしまったりします。プライバシーはしっかり確保したいけど、シェアハウスも経験してみたい、という人は50人以上の大きなシェアハウスに住んでみると良いと思います。

どのようにシェアハウスを選べばいいのか?

最後に、シェアハウスを選ぶときのコツを伺いました。

あくまで個人的な意見ではありますが...、シェアハウス選びでは、何人入居できるシェアハウスなのかでハウスの性格が変わってくると思います。100人を超えるような大規模なシェアハウスだと、出会いは多く、敷地も広く、設備も充実していることが多いですが、すでに入居者グループが形成されているケースがあり、そこに積極的に入っていくのには勇気がいるかもしれません。反対に、10人以下の小規模シェアハウスだと入居者と親密な関係が築ける反面、仲が険悪になったときに困ることもあります。個人的には、20人くらいが一番ベストなサイズだと思っています。


このように、シェアハウスには金銭面や交流面のメリットはありながらも、プライバシーや音などデメリットに感じる部分もあります。しかし、これらのメリット、デメリットは実際住んでみないとわからないことでもあります。

まずは軽い気持ちでシェアハウスに住んでみるものいいかもしれません。初期費用が安いので、気に入らなければ退去するのも簡単ですからね。

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Photo: 大嶋拓人

Image: Monkey Business Images/Shutterstock.com

Source: オークハウス

島津健吾

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