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HOW I WORK

リノベやインテリアのプラットフォームを運営する、Houzz Japan代表・加藤愛子さんの仕事術

リノベやインテリアのプラットフォームを運営する、Houzz Japan代表・加藤愛子さんの仕事術

敏腕クリエイターやビジネスパーソンに仕事術を学ぶ「HOW I WORK」シリーズ。今回は、住宅のリノベーションやデザインのためのプラットフォーム・サービス「Houzz(ハウズ)」を運営する、Houzz Japan株式会社の加藤愛子さんの仕事術をお聞きしました。

加藤愛子(かとう・あいこ)

シカゴ大学経済学部を卒業後、米国投資銀行のロンドンと東京オフィスに勤務。2011年にINSEADでMBAを取得後、ビューティートレンドジャパン株式会社の代表取締役に就任。2014年11月より現職。Houzzの家族のような暖かいカルチャーとプラットフォームの可能性に惹かれて、現在の仕事に就きました。

居住地:東京都渋谷区

現在の職業:Houzz Japan株式会社 代表取締役

仕事の仕方を一言で言うと:常に好奇心を持ち、楽しく、丁寧に。

現在の携帯端末:iPhone 7 (PRODUCT)RED

現在のPC:MacBook Pro

「これがないと生きられない」アプリ/ソフト/道具は何ですか?

仕事とプライベートで活用しているHouzzアプリGoogleハングアウトです。現在、中古物件を購入してリフォームをしようと思っているので、夫と共有しているHouzzアプリの「アイデアブック」に写真を保存したり、「スケッチ」機能を使って部屋の写真に欲しい商品を追加し、レイアウトを確認しています。Google ハングアウトは、海外とのチャットや会議をするのにとても助かっています。

仕事場はどのような環境ですか?

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Image: Houzz Japan
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Image: Houzz Japan

Houzzはグローバルで社員の50%以上が女性です。また、海外とのやりとりが多く、海外の社員も東京オフィスを頻繁に訪れるので、インターナショナルな環境で仕事をすることができます。

オフィスに来た際には、家に帰ってきたような安心感を持ってもらいたく、明るく癒される空間にしたいと思っています。社員の家族写真を飾ったり、コーポレートカラーであるグリーンを基調とした明るいデザインにしています。リビングスペースではミーティングをしたり、ダイニングスペースでは毎週チームでランチを食べたり、ガーデンスペースでは読書をしている人もいます。

他国のオフィスには、バスルーム、書斎、ダイニング、リビングなど、さまざまな「部屋」をテーマにしたミーティングルームがあります。日本でも来年オフィスの引越しを考えているので、さまざまな部屋のアイデアを取り入れたいと思っています。

お気に入りの時間節約術は何ですか?

時間に追われながら仕事をしたくないので、毎朝、頭の中を整理する時間を設けてます。その日にやるべきこと、やらなくても良いことを洗い出して、優先順位をつけています。ある程度タスクにスケジュールをつけることで、自分のリズムをつくることができます。

愛用している、仕事をうまく進行させるためのツール(ToDoリスト、アプリ、道具など)はありますか?

Spotify:集中力を上げたいときに。

携帯電話とPC以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

少しアナログに思われるかもしれませんが、最近購入した目覚まし時計です。

寝る前にスマホやPCを使用すると目が冴えてしまうので、安眠するためスマホを寝室に持ち込まないルールを徹底しています。なので、目覚まし時計は私にとって健康を管理し、より効率的に仕事をするためのマストアイテムです。

仕事中、どんな音楽を聞いていますか?

オフィスではBGMを流しています。朝セットアップする人によって曲のテイストが異なるので、毎日違う音楽を聞きながら仕事をしています。ミュージカル、ポップ、ロック、クラシック、R&Bなどさまざまです。最近はマイケル・ジャクソンやジャーニーなど、懐かしい洋楽が流れていることが多いです。

仕事において役に立った本、効果的だった本は何ですか

ハーバード大学で発達心理学の教授をしているロバート・キーガン氏の『Immunity To Change』という本が、組織づくりにおいて大変参考になりました。

近年の研究で、心臓外科の医師が重病の患者さんに「生活習慣を変えないと命に関わりますよ」と告げても、1/7の人しか生活習慣を変えられないという結果が出たそうです。キーガン教授によると、私たちは心理的に変化へのレジリエンス (抵抗免疫) が備わっていることから、モチベーションや欲だけでは行動まで変えることが難しいそうです。

命に関わる選択でさえも行動に移せない人たちが過半数だと考えると、それを組織に置き換えた場合、よりハードルは高くなります。この本では、変化を受け入れ、各メンバーのポテンシャルを最大限引き出すことができる組織を作るためのアドバイスが事例とともに紹介されています。

現在、どんな本を読んでいますか?

最近、『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を読みました。プロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチさんは、食習慣を変えたことでプロ生活に劇的な変化をもたらしたそうです。”You are what you eat (健康は食べもので決まる)”とよく言いますが、体調の変化が仕事にも左右することがあるため、食習慣を見直しています。疲れない体を作るために、何を食べればいいのか、何に気をつけるべきなのかなど、さまざまな本を読んで勉強しています。

睡眠習慣はどのようなものですか?

各国にオフィスがあるため、時差の兼ね合いで夜中や早朝にミーティングがあることもあります。私にとって睡眠は重要なので、できるだけ午前0時には寝るようにしています。

仕事をよりよく進めるために「習慣」にしていることはありますか?

体調管理に気をつけているので、先ほどお話させていただいた食習慣だけでなく、有酸素運動を中心としたエクササイズも行っています。

また、仕事を一生懸命やるのは当たり前ですが、自分の時間を大切にすることが一番の習慣だと思います。家族や友達との時間をつくり、自分のメンテナンスの時間をつくることで、良いアイデアが浮かび、仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えると思います。

いまお答えいただいている質問を、あなたがしてみたい相手はいますか?(なぜ、その人ですか?)

Huffington Post 創設者の アリアナ・ハフィントン氏とHouzz CEOアディ・タタルコとの3人で、ワーク・ライフ・バランスについて話してみたいです。お二人ともお子さんがいながら、仕事とプライベートをうまく両立されています。

特に日本は、女性としてキャリアを築くだけでも大変ですし、しっかりと子育てをサポートするインフラもない印象が強いです。私自身もワーク・ライフ・バランスを保つことを常に意識しながら生活しているので、第一線で活躍されている女性と話すことが励みにもなります。

これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください。

”If you're offered a seat on a rocket ship, don't ask what seat! Just get on. (ロケットに乗る権利を与えられたならば、どの席に乗るかを問わず、ただそのロケットに乗り込みなさい。)”

直接もらったアドバイスではないですが、FacebookのCOOである、シェリル・サンドバーク氏が『リーン・イン』で紹介しているキャリアアドバイスが心に響いています。このアドバイスは、サンドバーク氏が転職活動をしているときに、Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏に言われたアドバイスです。

このアドバイスから、良いチャンスを与えられたら、立ち止まって考えるのではなく、勢いに身を任せることもときには重要だということを学びました。特にHouzzでは、企業成長のスピードが速いので、とりあえずやってみるというチャレンジ精神が重要視されます。

そのほかに読者へ伝えたいことがあれば、教えてください

Houzzでは、家づくりに必要なあらゆるアイデアを紹介しています。みなさんもHouzzを使って、ぜひ理想の家をカタチにして、より豊かな暮らしを手に入れてください!

ライフハッカー[日本版]編集部

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