特集
カテゴリー
タグ
メディア

あなたは大丈夫? Slackを使うときに注意したい9つのエチケット

  • カテゴリー:
  • TOOL
あなたは大丈夫? Slackを使うときに注意したい9つのエチケット
Image: Elena Scotti/Lifehacker US

今や500万人超が日常的に利用しているチャットウェア「Slack」は、同社が掲げる目標「仕事をよりシンプルに、楽しく、生産的に」を実現しています。

Slackがしているのは、業務の一環として参加が求められているかいないかを問わず、極めて信頼できるチャットルームの提供。その意味では、先駆けにあたる「Hipchat」(現在も稼働中)、「Campfire」(既存ユーザー以外には閉鎖)、「IRC」(この中でもっとも古いプロトコルだが、現在は閉鎖)と似ています。

しかしSlackは、タイミングのよさといいデザイン、そして極めて裕福な人たちの気まぐれのおかげで生き残り、10億ドルを超える企業へと成長を遂げました。前述の500万人のユーザーは、この比較的新しいチャットルームでの振る舞い方を身につけなければなりません。

Slackでのエチケットに関するトラブルの多くは、適用されるルールが状況によって大きく異なることに端を発します。仕事でのSlackと友人とくだらない話をするためのSlackでは、違った振る舞いが求められるのです。そして、仕事のSlackでの発言マナーは、職場によっても大きく異なります。とはいえ、インターネットのほとんどのサービスと同様に、たとえ相手が同僚でも友達でも、誰もが守るべき一般的なルールは存在します。

1. 公の場で読まれることを想像する

Eメールをはじめ、ネット上でのすべての発言に共通することですが、Slackではとりわけこの点に注意が必要です。チャットルームは公式の場ではありませんが、それだけについ脱線して不適切な発言をしがち。でも、いつかそれが上司やほかの人の目に触れる可能性があるとしたらどうでしょう? CNNのケースのように、ダイレクトメッセージでも読まれる可能性があるのです。

繰り返しますが、職場や話し相手によって発言の許容範囲は変わります。ただし、データ保持の設定を自分でコントロールできない以上、どんなときでも注意が必要です。誰かがプライバシー設定を間違えたせいで、自分が被害者になるかもしれないのです。

New York MagazineのMolly Fischer氏の記事によると、パブリックチャンネルなのにプライベートチャンネルと勘違いして発言し、会話の内容を見られてしまう例が多いようです。くだらない会話が社内で横行していても、注意に越したことはありません。急いで自滅するよりは、控えめでいるほうが得策です。

2. 「@channel」と「@here」に注意

Slackには「@channel」と「@here」の2つの機能があります。それぞれ、特定のチャンネル/ルームにいる全員、またはデスクトップでそのチャンネルを使用している全員に通知を送る機能です。これらの機能は、避難訓練やフリーフードなど、全員に関係する何らかのニュースを伝えるのに非常に便利です。ただ、「ペンを貸してほしい」などという内容で使うと、極めて煙たがられます。趣旨に逸脱しているとして特に問題になりやすいのは、「@channel」のほう。

そこでSlackは、通知が送られる人数と彼らのタイムゾーンがいくつにまたがるかを提示し、本当に「@channel」で送るのかをダブルチェックしてくれます。

xucwpptvsejxhzkzfqbc
Image: Lifehacker US

十分に注意して送信するようにしてください。

3. 相手の「ステータス」を尊重する

Slackは基本的に大人が仕事の一環として参加するチャットルームとして作られているため、会議中、休暇中、病欠などの「ステータス」を設定できるようになっています。ですから、他人のステータスを尊重しましょう。相手が忙しいようなら、緊急でなければメッセージの送信は控え、戻ってくるのを待つほうが無難です。

水を飲んだり、散歩したり、他の仕事をして待ちましょう。忙しい人に何通ものメッセージを送る以外に、あなたにはやるべきことがあるはずです。フランスのように、終業後のメッセージにもこのルールを適用すると便利です。ただし、やはり職場によって状況は大きく異なります。緊急でないことを明記すればいつ送ってもいい場合もあるでしょう。それでも、相手には通知が出てしまう可能性があることを忘れずに。

4. 整理が重要

これは非常にシンプルです。呼称のつけ方は職場によってさまざまですが、呼称が似ている複数のチャンネルに参加する可能性は多分にあります。誤爆を避けるためにも、Slackに用意されている「スター」や「ミュート」などのカスタマイズオプションをうまく利用して、チャンネルやメッセージを種類や重要度などで分類し、きちんと整理しておきましょう。プライベートのつもりで投稿し、パブリックチャンネルだったことに気づいても、後の祭りです。

5. 認識しやすいアバターを

一部の会社では、これをオフィシャルポリシーとして義務付けているようです。Slackは多くの職場でデファクトスタンダードになっているので、アバターで人物を認識することが多いようです。自分の顔であれば同僚から認識してもらえますが、19世紀のサルのイラストでは認識してもらえません。

認識されやすさに関連して、仕事中のチャットのしすぎには要注意です。納期が近いのに、あるいは特定のタスクをしていなければならない時間なのに、パブリックチャンネルでずっとランチについて話していてはトラブルのもとです。少なくとも、上司の愚痴を言うのはシークレットチャンネルに限定しておきましょう。

6. /giphyに注意

Slackには、「/giphy [検索ワード]」と入力するとGIFアニメを投稿できるプラグインがあり、非常に人気です。GIPHYというサービスから、検索ワードがタグ付けられたGIFを見つけ、それを投稿してくれます。とてもクールなのですが、投稿されるGIFを事前に確認することができません。つまり、思い通りのGIFが表示されることがあれば、まったく意図せぬGIFが投稿されることもあります。ですから、このコマンドには注意してください。投稿前にGIFを確認できるオプションもありますが、デフォルトでは解除されています。

7. 新しい人を歓迎する

Slackの副作用の1つは、新しい人が入りにくいことです。おそらくあなたのSlackには「ゴシップ専用チャンネル」「ムダ話専用チャンネル」「ペット写真専用チャンネル」などがあることでしょう。それは構いませんが(上記のルール1には気をつけてください)、オフィスの端と端でプライベートなジョークで笑いあうのは、新人さんに混乱と疎外感を与えるのでやめましょう。

あなたの全シークレットチャンネルに新人さんを招待する必要はありませんが、話しかけたり、挨拶をしたり、ランチのアドバイスなどをして歓迎ムードを作りましょう。シークレットチャンネルの一部に招待してあげてもいいかもしれません。

8. 間違いは起こるもの

エチケットとは慣習です。Slackのエチケットも例外ではありません。決まったルールが明示されていない限り、この記事で紹介したルールも絶対ではありません。非公式なルールを知らないうちに破ってしまうことは、誰にでも起こりうるのです。無害なGIFを投稿し過ぎた程度であれば、大した問題ではありません。

でも、誰かを不安にしたり歓迎されなかったりするような大きな失敗なら、すぐに対策を取る必要があります。大問題と思われるときには、よく考えて対策を取ってください。疑わしければ、スピーディで慎重、かつ真剣な謝罪をすれば、誰も傷つけることはありません。

9. 自分のSlackに追加すべき人を判断する

ほとんどの場合、Slackは仕事の一環であるのが現実です。仕事の中でも楽しい部分、あるいは比較的無害な部分かもしれませんが、それでも業務として行なっていることを忘れないでください。正社員であれば自社のSlackに参加する義務があるかもしれませんが、誰も彼もを追加する必要はありません。

たとえばフリーランサーや請負業者と仕事をしているなら、彼らに新しいメッセージングサービスを使ってもらうという余計な仕事を増やす必要があるのかどうか、きちんと考えてください。彼らが日々の業務にがっつりかかわるのであれば必要かもしれませんが、週1回程度の会話で済むなら、わざわざあなたのSlackに入ってもらう必要もないでしょう。


Image: Elena Scotti/Lifehacker US

Source: TechCrunch, Slack, Basecamp, Crunchbase, Splinter, New York Magazine, NBC News, Microsoft

Ethan Chiel - Lifehacker US[原文

(訳:堀込泰三)

swiper-button-prev
swiper-button-next