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搭乗券に「SSSS」のマークがあったら覚悟しておくべきこと

搭乗券に「SSSS」のマークがあったら覚悟しておくべきこと
Image: Prasit Rodphan/Shutterstock.com

先日、自宅に帰ろうとした私の友人が、帰りのフライトの搭乗券を印刷しようとしたところトラブルが起きました。「搭乗券は印刷できません」とのメッセージが表示されるばかりだったのです。

その時は、どうも様子がおかしいが何かの不具合だろうと思っていました。ですが当日、空港に到着してみて、その理由がわかりました。友人は「Secondary Security Screening(二次的セキュリティー検査)」の対象に選ばれていたのです。搭乗券を事前に印刷できなかったのはそのためでした。さらに、ようやく手にした搭乗券には、「SSSS」という4文字が記されていました。

SSSSは、「Secondary Security Screening Selection(二次的セキュリティー検査選出)」あるいは「Secondary Security Screening Selectee(二次的セキュリティー検査被選出者)」の略といわれています。この対象に選ばれると、家のプリンターや空港に置かれている自動チェックイン機では搭乗券を印刷できません。必ず空港のカウンターで搭乗券を受け取る必要があり、さらに多くのケースでは地上係員にID書類をチェックされ、旅行のスケジュールを尋ねられます。

SSSSの対象となる理由は、実にさまざまです。友人の場合は、トラベルライターという職業柄、飛行機に乗る回数がとても多く、その点が「通常とは違う」と認定されたのかもしれません。私は友人と一緒に、今回なぜ彼がSSSSの対象になったのか理由を推測してみました。

  • 直前になって予約した。
  • 国際線を片道で購入している。
  • 現金で料金を支払った。
  • 出発地がいわゆる「高リスク国」だった。

それとは別に、全く無作為に選ばれることもあるほか、ウォッチリストに名前がある人は、必ずSSSSの対象となります。

SSSSの対象になると何が起きるのか?

SSSSの対象となっている場合、空港で米運輸保安庁(TSA)が実施する保安検査の列に並び、自分の順番がやってきたとところで搭乗券をかざすと、スキャン装置が警告音を発します。さらに係員からも、ランダムに行なわれる追加検査の対象に選ばれたと告げられます。

さて、次は何が待っているでしょう? たいていは別の場所に連れて行かれ、個別にありとあらゆる保安検査を受けることになります。インターネット上の体験談を見る限り、検査内容にはその時々で多少の違いがあるようですが、金属探知機とボディスキャナーによる検査を、場合によっては2回受けさせられます。さらに、体の隅々に触れるボディチェックも行なわれるはずです。機内持ち込み手荷物も特に念入りに検査され、爆発物の成分が残っていないかどうかを確かめる拭き取り検査も行なわれるでしょう。また、携行しているすべての電子機器についても電源を入れるよう指示され、充電されているかどうかをチェックされます。

すべての検査が終わると、TSAの係員が用紙に必要事項を記入し、追加検査を無事通過したことを示すスタンプをあなたの搭乗券に押してくれます。さらに、飛行機に乗り込もうとすると、搭乗口で再び警告音が鳴ります。その場にいる係員に搭乗券を見せ、搭乗券に正しいスタンプが押され、署名をもらっていることが確認できれば、あなたは無事搭乗を許可されるはずです。

この追加の保安検査には10〜30分ほどかかります。ですから、搭乗券を事前に印刷できなかった場合は、時間に余裕を見て、出発時間よりかなり早めに空港に到着しておくのが得策です。また(当然ですが)荷物は少なめにしておいたほうが楽ですし、一緒に旅行する人がいる場合は、自分を待たずに保安検査を受けておいてほしいと伝えておきましょう(さもないと、同行の人まであなたの検査で足止めを食らうことになります)。

どんな人でも、このSSSSの対象になることはあり得ます。とはいえ、あまりに何度も追加検査を受けるようなら、リドレス(redress)ナンバーの申請を考えてみてもいいでしょう。これは、繰り返し追加検査の対象となる旅行者向けに設けられた制度で、誤ってウォッチリストに名前が載せられたと推察される場合、米国土安全保障省(DHS)に自らの情報の修正を願い出るものです。


Image: Prasit Rodphan/Shutterstock.com

Source: ANA

Emily Price - Lifehacker US[原文

(訳:長谷睦/ガリレオ)

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