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個人間送金アプリ「Kyash」で僕らの生活はキャッシュレスに完結する

個人間送金アプリ「Kyash」で僕らの生活はキャッシュレスに完結する

飲み会、旅行、ランチなど、自分が費用を立て替えて、後から割り勘をしたことがある人も多いはず。しかし、参加者が多いほど手間が増え、「支払った支払っていない」「お釣りがない」といった経験をしたことがあるのではないでしょうか。それでは、せっかくの楽しい雰囲気が台無しです。

このような個人間の現金の受け渡しを、もっと手軽にできる「Kyash(キャッシュ)」というアプリがあります。三井住友銀行、みずほ銀行、伊藤忠といった企業から約13億円もの資金調達をしている今注目のフィンテックサービスです。

このアプリ、クレジットカードを登録するだけで、送金、請求、管理ができるというもの。送金する際には、登録したクレジットカードから金額が引き落とされます。支払う側からすれば、全員がクレカで支払いができ、受け取り側からすればわざわざ現金を集める手間や取りこぼしがなくなるお互いにとってメリットのあるサービスです。

使い方はとにかくシンプル

Kyashの使い方はとてもシンプルです。例えば、数人で飲み会をした時の支払いは次のようになります。

1. 自分がグループ全員分を支払う

2. グループメンバーから割り勘分をKyashで送金してもらう

グループのメンバーが送金したお金は、クレジッカードから引き落とされ、自分のKyashのアカウントに即時に入金されます。しかも、手数料は無料です。

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(左)アプリのホーム画面。ここにはお金のやり取りの履歴が表示される。(中)カード画面。VISAカード番号(バーチャルカード)が表示される。このカードはオンラインショップなどで実際にクレカとして使用できる。(右)送金の画面。送金相手を選び、金額を入力して送金する。メッセージは入れても入れなくてもいい。

自分がお金を受け取る場合は、Kyash上で請求もできます。メンバーが請求の内容に合意すれば送金が完了します。

アプリのダウンロードは必要。でも、Kyashを使い始めるハードルは低い

この手のサービスにありがちな問題点は、サービスを使い始めるハードルの高さです。例えば、Kyashを使って飲み会の集金をするには、参加者にアプリをダウンロードしてもらう必要があるので、ここは1つのハードルと言えるでしょう。しかし、Kyashは「個人認証(本人確認)」や「レシートの撮影」といった、類似サービスで必要なプロセスは必要ないので、使い始めるハードルは比較的低いと言えます。

また、送金するにはクレジットカードの登録(クレジットカード番号、有効期限、セキュリティーコードの入力)が必要ですが、審査のようなものではなく、必要な情報を登録すればすぐに使い始められるので、ここも使い勝手は良いと思いました。

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数人のグループで旅行に行くケースを考えてみます。自動車で移動したとして、高速道路の料金やガソリン代などはこれまで誰か1人がまとめて払って、旅の最後に割り勘して現金で渡していたのではないでしょうか?Kyashを使えば、支払いが発生したタイミングで請求・支払いができるので、後で支払いがあやふやになったり、請求を忘れたりすることがありません。

また、Kyashで送金するときに選ぶ送金先リストは、いわゆる「Skype方式」です。つまり、Kyashのアカウントに紐付いているIDがわかれば、誰にでも送金ができます。申請や承認が必要な「友達リスト方式」ではないので、お金を渡すためだけに連絡先を交換しなくて良いのもメリットです。

クレカで受け取り、クレカで使う

では、送金してもらい、受け取ったお金はどう使えばいいのでしょうか? KyashのアプリにはVISAカード(バーチャールカード)が付いてくるので、クレジットカードとして日々の買い物に使うことができます。

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Kyashを使った際のお金の動き。クレカで受け取り、クレカで使う。Kyashの描く世界は、すべてキャッシュレスで完結する。

ちなみに、Kyashで受け取ったお金は現金化ができません。でも、現金化せずに日々のクレカ決済にそのまま使う、というのがKyashが思い描く未来像です。

現在、バーチャルカードなので実店舗での決済はできないのですが、2017年の夏には実店舗の決済が可能になる予定とのこと。そうなると、国内外の約4400万ものVISA加盟店で使用できることになるので「どこでも使える感」が出てきます。また、モバイルSuicaにチャージして交通費やコンビニでの支払いに使うこともできます。

現金化ができない分、「お金を使うための出口」がたくさん用意されているのは大きなポイントです。受け取ったお金がどこでも使えるなら、そのお金はほぼ現金と変わらない価値を持っているわけで、現金化の必要性は薄れてくるからです。

Kyashを実際に使ってみて、感覚的には送金、請求、管理がアプリ上でできる便利な銀行口座ができた感じです。しかも、ユーザー側でかかる手数料は一切ありません。

現在、Kyashのアプリは日本国内のAppStoreでのみ入手可能ですが、Android版ももうすぐローンチされるそうなので、Androidの方はもう少しご辛抱を。逆に、iPhoneユーザーの方は今すぐ使い始めることができます。

すぐそこまで来ている「新しいお金の使い方」を体験してみては?


Kyash(キャッシュ)


(島津健吾)

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