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知ってるつもりが実は不正解!?ちゃんと覚えておきたい雨の日の革靴ケア3選

知ってるつもりが実は不正解!?ちゃんと覚えておきたい雨の日の革靴ケア3選


メンズファッションライターの丸山です!


いよいよ6月も目前になりましたね。何かと気分も憂鬱になりがちなこの季節。湿気や雨に弱い革靴にとっても、梅雨どきはまさに受難の季節。ですが、レインシューズばかり履いていたらますます気分もダウンしてしまいますよね。


今回は私と一緒にベーシックだけど意外と知られていない、雨の日に履いたあとのお手入れの手順や、この季節に最適な素材の靴を見ていきましょう。

1.実は雨の日に最強なのはスエード

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上品でほどよくカジュアル感も演出できる、スエードの靴。素敵ですよね!! ですが、皆さん、スエードやヌバックの靴は雨に弱い、そう聞いたことありませんか?


実は、それは何もプレケアをしなかった場合です。 履く前にスエード専用の撥水スプレーをかけてみてください。


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スエード素材は、スムースの革と比べると断然毛足が長い。毛の部分は乾いたままだと水を吸いやすいんです。それを踏まえてスエード専用の物には適度に栄養を補給してくれる油分が配合されており、まずそれがスエードの毛足の部分に行き渡ります。そしてその上からフッ素の膜が張られるようになっています。


スエードの起毛部分、1本1本がしっかりとムラなくコーティングされると、上から水をかけてもこんなに水をはじくようになるんです。


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起毛が水を分散するので、靴本体は圧倒的に濡れにくい。木がたくさん生い茂った森の下を歩いていると、雨に濡れにくいのと原理は一緒ですね!!

時間がある方は、ブラシを使ってスエードの毛足を一度毛が生えている向きと逆向きに逆毛をたててからスプレーして乾かしてみてください。乾いたら二度ほど同じ手順繰り返して最後に毛の向きを元に戻すとさらに撥水精度がアップ。


革の毛流れも整うので、さらに靴が綺麗に見えるというメリットもありますよ。

2.ただ詰めるだけは×

この季節はお天気が変わりやすくて、お気に入りの靴なのにどうしても雨に濡れてしまった!そんな事態に見舞われる事もありますよね。


「革靴が雨に濡れてしまったら、新聞紙を丸めて詰めて置いて下さい」そんな情報を巷で耳にしたことはありませんか?


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もちろん、100%間違ってはいないのですが、実はただ新聞紙を丸めて詰めるだけではダメなんです。正解は、『丸めた新聞紙を1枚不織布でくるんでから詰める』です!

なぜなら新聞紙をそのまま詰めると濡れた靴にインクが染み出して靴の中が汚れてしまいます。


せっかくきちんとケアしたつもりだったのに、お気に入りの靴が汚れて台無しになってしまった…なんてことになったら悲しすぎます。

新聞を詰める前には絶対思い出してくださいね。不織布がベストですが、手に入らない場合はペーパータオルでも代用できます。

3.乾かす前に、濡らしてならす!

さて、次は良く雨の日トラブルとして見かける雨ジミ。雨に晒されたあと何もしないとこんな風に革に色ムラができてしまいます。


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でもこれを防ぐのは実は簡単なんです。雨の日に外出して帰ってきたら、濡れてしまった革靴を乾いた布で拭くのではなく、ここでまったく逆のことをします。そう、濡らしたタオルで靴全体に水を行き渡らせるんです。こうすることで、革全体が一度同じコンディションになるので乾いたときに色ムラができるのを防ぐことができますよ!



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あとは直射日光の当たらない場所に陰干ししてください。その後はいつも通りのケアで大丈夫。次に履く前にしっかりと雨で流れ出た油分を補給するのを忘れずに。

番外編:雨の日にはぜひラバーソールを!

靴底って普段はそんなに目にしませんよね。

(靴好きの皆さんは靴売り場でも必ずひっくり返してご覧になっているかと思いますが…)

靴底も革になっている通常の靴を雨の日に履いてしまうと、表面だけでも大変なのに更に靴裏もしっかりと乾燥する必要がありますのでお手入れして次に履けるようになるまで時間がかかってしまいますよ。しかも実は革の靴底ってとってもカビやすいんです。


そこで雨の日用にゴム素材(ラバー)でできた靴を一足手に入れて置くことをおすすめします。


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右が一般的な革靴の靴底。靴底も革で出来ています。左は雨の日の靴底の代名詞、「ダイナイトソール」真ん中は更に目が細かいラバーソール。


水はけが良く、安定感のあるダイナイトソールと言えば雨の日に履ける靴底の中でも知名度抜群ですよね。ただし、大理石やタイルの上などでは意外と滑りやすかったりします。


写真中央の靴のようにさらに目の細かい突起がついているものや、リッジウェイといって曲がりくねったあぜ道のように斜めに溝が沢山入っているものだと、グリップが効いて更にすべりやすいので室内をたくさん歩くお仕事の方にはおすすめです。


適材適所という言葉の通り、革靴の種類やお手入れにもそれぞれコンディションに合わせて最適なもの選ぶ必要があります。


なかなか空も気分も晴れない今の時期こそ、お気に入りの靴はただしくケアして素敵に履きこなしたいですよね。次回もどんな時でも素敵な足元をキープできる、とっておきのコツをお届けしたいと思います。乞うご期待。


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スエード専用スプレーは革の素材によってはシミになりやすく一部素材には使えない事があります。この素材はどうなんだろう? と悩んだ時は、靴を購入した店舗、または今回使用したスエードカラーフレッシュスプレーを輸入しているR&D様へ確認してみることをおすすめします。


株式会社R&Dへのお問合せはこちら




丸山 尚弓(まるやま なおみ)Facebook

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美人すぎるメンズファッションライターとして活動中。メンズファッションを題材とした自身のFacebookは、コメントが女性目線で分かりやすいと好評で、紹介した商品には問い合わせが殺到する。ファッション初心者を「素敵な男性」へと優しく導くことが信条。またファッションだけでなく「人生を豊かにするライフスタイル」をテーマに、男性としてトータルの魅力アップが目指せる記事を発信している。ライター以外の活動として、メンズブランドの企画やブランディングも行う。特技はコミュニケーション力を活かして外国人ともすぐに友人になること。趣味はタウンウォッチと英語での映画。



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